森田直樹氏のコンプリメントトレーニングのメリット・デメリット【評判、口コミ募集】

目次

森田直樹氏の「コンプリメントトレーニング」とは?

「コンプリメントトレーニング」という言葉を耳にしたとき、
多くの方は「子どもを褒めて育てる方法?」というイメージを持つかもしれません。

実際には、もっと深い意味があります。

香川県を拠点に活動する森田直樹先生は、長年にわたる教育現場と臨床心理の実績をもとに、
「子どもの心に自信の水を満たす」ことを目的とした独自の支援法=コンプリメントトレーニングを開発。

不登校や発達障害、身体症状を抱える子どもたちの「本来の力」を引き出し、
家庭でできる具体的なアプローチとして、多くの支持を集めています。

コンプリメントトレーニングの基本情報と特徴

運営者・開発者

  • 森田直樹(1952年生まれ)

    • 香川県の小中学校スクールカウンセラーを経て、香川大学教育学部附属坂出学園などで活動。

    • 鳴門教育大学大学院、香川大学大学院修了(教育学修士)

    • 著書に『不登校は1日3分の働きかけで99%解決する』『コンプリメントで不登校は治り、子育ての悩みは解決する』など。

活動拠点・提供形態

  • 主にオンライン対応(Zoom・電話)

  • 全国対応可能

  • メルマガ購読者には電話相談も可

  • YouTubeブログでも支援情報を発信中

対象年齢・対応内容(カウンセリング・学習支援など)

コンプリメントトレーニングは、以下のような子どもと家庭に対応しています。

対象

  • 幼児から高校・大学生までの不登校、ひきこもり、発達障害のある子ども

  • 親だけの相談も可(子どもが関わらなくてもスタートできる)

主な支援内容

  • メール相談(トレーニング実施者向け)

  • 電話相談(メルマガ読者対象)

  • Zoom個別カウンセリング(30分/有料)

  • 勉強会・情報配信(週1回程度のYouTubeライブなど)

  • 子どもの行動記録ノートの添削と助言(再登校支援の一環)

  • 起立性調節障害・心身症など、身体症状への心理的アプローチ

コンプリメントトレーニングのメリットとデメリット

メリット

科学的根拠のある支援法

すべての支援は実証研究に基づいており、書籍でも詳細に公開されています。
体験談や事例が豊富で、理論だけでなく「現場の声」にも支えられています。

親が家庭で実践できる再現性

カウンセラーが関与せずとも、家庭内だけで変化を促せるように設計されています。
親が実践の主体であり、再登校を「外注」しないのが特徴。

子どもへの強制が一切ない

「叱る」でも「褒める」でもなく、無理なく、自然に子どもが動き出す方法を親に伝授。
信頼関係を壊すことなく、前進を促す。

再登校後の再発防止にも効果

ストレスに対応する心のネットワーク構築を重視。再登校だけでなく「その先の社会生活」まで見据えた支援。

メルマガ・動画などの情報が充実

勉強会やブログ、YouTubeでの発信も活発。継続的に学べる環境が整っています。

デメリット

△ 対象は「親が変わる覚悟のある家庭」

トレーニングの核は「親の働きかけ」にあります。
子どもを変えることだけを望む家庭には向きません。

△ 一定の実践期間が必要

ノート記入やシミュレーションなど、継続的な実践が求められます。
即効性を求めすぎると成果は出にくい場合も。

△当然料金がかかる

2か月で11万円の料金がかかる。延長する場合は延長する分の料金がかかる。

△ トレーニング資料請求には条件あり

他の支援機関を3年以内に利用していた場合は、申込時に要申告。
メニュー内容が変わることがあるそう。

コンプリメントトレーニングの口コミ、評判(主にアマゾン書評より)

息子が中1の夏休み明けから不登校になりました。先の見えない真っ暗なトンネルの中で、森田先生の本に出会い、すぐこれだ!とトレーニングを申し込みました。

なかなか動きがみえず、不安で押し潰されそうになったことも何度もありました。その時は森田先生に電話やメールで相談させていただきました。いつでも森田先生に相談できる、その事が本当に心強かったです。

なんとしても息子を学校に戻してあげたい。しんどいこともありましたが、一番きついのは私ではなく息子なのです。森田先生を信じて毎日コツコツとトレーニングを続けました。時間はかかりましたが、息子は学校に戻ることができ、受験も自分の力で乗り越え、高校生になりました。

以前よりイキイキとしていて、勉強に部活にと毎日頑張っています。私ももとの親に戻らぬよう、息子が世の中の役にたつ人になれるよう、トレーニングノートも統合もずっと続けています。トランプも毎日やっています。

森田先生のユーチューブも毎日楽しみにしています。長い間、過保護、過干渉で子育てしてきてしまい息子には本当に申し訳なかったと思っています。

でも、森田先生に出会えて、自分の間違いに気付き、本当に感謝しています。       
アマゾン書評より

子供が学校に行けなくなった半年間は、長い目で見ると、親子にとって必要な時間でした。なぜなら、その間にコンプリメントトレーニングに出会い、親の考え方を大きく変えることができたからです。

中学校に行けなくなり1ヶ月後、森田先生の著書を3冊読みました。「自信の水」にハッとさせられ、子供を救いたい一心で、すぐにコンプリメントトレーニングを申し込みました。これまで指摘が多く過干渉な親でしたが、トレーニングでは子供の良さを見つけることに集中しました。

トレーニングを始めて、すぐに劇的な変化があったわけではありませんでした。それでも子供には本当に沢山の長所があり、それに親が気付き言葉にして伝えられるようになりました。

毎日コツコツとコンプリメントを続けていると、子供に笑顔が増え、少しずつ気持ちも強くなっていくのが分かるようになりました。

約半年を経て、新学期から子供が登校をし始めました。4月は週に1度ほど休みながら、5月はほぼ終日登校しています。
森田先生の助言通り、数多くコンプリメントをすると、翌朝の子供の心持が良くなっているのを実感しています。

今年3月までは、殆ど家からも出られない状況でしたので、4月から急に登校を始めた子供の変化に驚いています。
                         アマゾン書評より

小2で不登校になりコンプリメントトレーニングを受けました。まず息子の存在そのものが大事、嬉しい、という気持ちを言葉にしてシャワーのように浴びせると息子は素直に喜んで抱きついてくるようになりました。

信じられない変わり様でした。それまでは私を横目で睨むこともあったのです。全て私が悪かったのだと悟りました。

仕事のプレッシャーに押しつぶされそうな毎日で母親として大事なものを忘れていたのだと気づきました。それからは必死で言葉をかけ続けました。

かける言葉が浮かんで来ないこともありました。登校し始めてからも反抗的になることがたびたびありました。

一直線にうまくいったわけではなく停滞、後退することもあったけど、自信の水を注ぐということはいつも心がけてきたつもりです。

そして今年第一志望の国立大学に合格しました。中学生のころ息子が「最悪なんとかなる」と言ったことがあります。

なんかポジティブになったなーと、とても嬉しかったのを覚えています。

新しい環境で一人暮らしを始めきっと自信の水が減ることもあると思います。いつも会えるわけではないけどこれからも機会あるごとに自信の水を注ぎ続けたいと思います。

                         アマゾン書評より

小5の3学期から学校へ行かなくなった娘。
夫がこちらの本を購入してくれ、有料支援を半年受けましたが、娘が登校できたのは数回。

親の会も、何度も参加しました。
電話相談で、森田先生から、小6で半年やって学校へ行けないなら「中学へも行けませんよ」と言われ、更新するのを辞めました。

我が家には、こちらと関わった半年は時間の無駄でした。

その後、他の支援と出会い、娘は3ヶ月で復学しました。

                      アマゾン書評より

トレーニングを受けましたが効果なしでした。

親向けのトレーニングと思いますが、先生の型から外れると、ダメ出しをくらい、私のコップの水が減りました。ある意味高い授業料でした。

トレーニングをやめて一年たちましたが、子供は自分の意思で学校へ行くようになりました。

                        アマゾン書評より

藁にもすがる思いで、こちらの本を読み、有料トレーニングも受けましたが、娘が自傷行為に出そうになり相談したところ、「マニュアルを読んでください。」というような、短い返事が来ただけであったことをきっかけに、中止しました。

不登校になっている子供を褒めて自信をつけさせることは良いと思いましたが、とにかく電子機器は禁止、ランニングは良いけど楽しめるスポーツはダメ、と、子供に理由を説明できないようなルールの強要をしたり、子供がどんなに辛そうでも、毎日学校は必要と洗脳したり、子供も親がどうしちゃったんだろうという気持ちになるだろうと思います。

娘はあの頃私を信頼できなくなってしまったと思います。何より大切なのは子供の命や健康だし、暴れたら警察呼べばいい、自傷するのは親がトレーニングの言いつけを守れてないからだ、って感じでビックリです。

娘はその後、ゆっくりと元気になり、私も変な洗脳されずに、ただ娘の心を大切に休ませ、今はとても元気になり学校に通っています。トレーニングやめて本当に良かったです。

多分このトレーニングに一時的に登校しても、すごく子供が無理してる状態か、子供は親の本心がわからないままになるはず。

                      アマゾン書評より

発達の凸凹があって、人一倍怒られたり注意されることが多い子とその親にとって、とても勇気をもらえる内容です。

1日3個以上のコンプリメントを継続するのは難しいですが、頑張って継続して、小1男子、少しずつ学校にいけるようになってきています。
この本に出会えてよかったです!!

2年後の4月追記
この春から新小3男子、毎日朝から登校できるようになりました。行けなくなってから一年半、コンプリメントトレーニングを開始してから一年かかりました。

最初は嫌がられたり、親の欲(とにかく早く学校に復帰してほしい)が出てしまったり、うまく行かない日々もありましたが、それでも言い方や笑顔を意識して続けました。

                         アマゾン書評より

まとめ:コンプリメントトレーニングのメリット・デメリット

コンプリメントトレーニングは、不登校や発達障害に悩む親子にとって「家庭の中で実践できる」心強い支援法です。

  • 「親子の信頼関係を壊さずに再登校を目指したい」

  • 「褒め方や叱り方に悩んでいる」

  • 「高額な民間支援に不信感がある」

といった方には特におすすめできます。

一方で、「子どもを変えてほしい」「カウンセラーに全部任せたい」というスタンスの方には向かない支援法です。

まずはメルマガの購読やYouTube視聴から始めてみて、相性を見極めるのが良いでしょう。

コンプリメントトレーニングまとめポイント

  • 香川県の教育現場出身・森田直樹先生が考案した再登校支援法

  • 「褒める」とは異なる、ありのままの良さを認めるアプローチ

  • トレーニング内容はすべて実証研究に基づく

  • 親が実践の主体となり、子どもに強制しない支援スタイル

  • 不登校だけでなく、心身症・起立性調節障害にも対応

  • 再登校後の再不登校防止まで視野に入れた支援

  • メルマガ読者には電話相談無料(回数無制限)

  • Zoomによる個別カウンセリングあり(条件付き・有料)

  • 他支援機関の利用歴がある場合は申告が必要

  • そこまで高額な費用をかけず、家庭でできる支援を重視

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