淀屋橋心理療法センターのメリット・デメリット【評判、口コミ募集】

目次

淀屋橋心理療法センターってどんなところ?

淀屋橋心理療法センター」という名前を初めて聞いた方の中には、
「病院ではないのに本当に大丈夫?」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、このセンターは1983年の創設以来、
不登校・摂食障害・ひきこもり・家庭内暴力・リストカットなど、
現代の子どもたちが抱える心の課題に特化した家族療法機関として、
全国から高い信頼を集めてきました。

最大の特徴は、“お子さん本人を連れてこなくても良い”という点。
重い症状がある場合でも、親御さんのみの来所によって解決へと導く独自のカウンセリング手法が、多くの親御さんの支持を得ています。

親だけが通うことで、家庭内の対応を変え、お子さん自身が変わっていく
――そんな希望のある支援を届けています。

淀屋橋心理療法センターの基本情報と特徴

運営主体と拠点

淀屋橋心理療法センターは、大阪府豊中市に拠点を置く民間の心理療法機関。
精神科医・福田俊一氏が所長を務めています。

福田氏は日本における家族療法の草分けとして知られ、
摂食障害や不登校への家族療法的アプローチをいち早く導入した第一人者です。

心理療法の拠点は大阪のみですが、電話やZoomを活用したリモートカウンセリングによって、
全国・海外からの相談にも対応しています。

対象となるお悩みと対応内容

対象となるのは、子どもから大人まで。特に以下のようなケースに対応しています。

  • 不登校(非行・いじめ・家庭内暴力含む)

  • 摂食障害(過食・拒食)

  • ひきこもり(ニート)

  • うつ・抑うつ・双極性障害

  • リストカットなどの自傷行為

  • ゲーム依存症

  • 発達障害・強迫性障害・社交不安障害

  • 子育て・癇癪・親子の葛藤

  • 子どものトラウマや感情コントロールの難しさ

主な支援内容

  • 家族療法に基づいたカウンセリング(対面/オンライン)

  • 事前相談制度(初回60分:5,000円〜)*土日は10,000円。

  • 親向け治療説明会・勉強会の開催

  • 本人不在での対応が基本(特に症状が重い場合)

  • 必要に応じて医療機関と連携/紹介も可能

淀屋橋心理療法センターのメリットとデメリットを整理してみた

メリット

精神科医と臨床心理士による高度なチーム体制

精神科医と臨床心理士が連携し、医療・心理の両面からアプローチできる点は非常に心強いです。

本人が来所しなくてもカウンセリング可能

不登校・摂食障害などで外出が難しい本人を無理に連れてこなくてよいことが、
家族にとって大きな安心材料となります。

親向け支援に特化した家族療法

「親が変われば子どもが変わる」という視点で、親御さん自身が実践できる接し方や対応法を具体的にアドバイス。
感情論ではなく、実践的で再現性のある手法が評価されています。

豊富な事例と40年以上の歴史

1983年の創設以来、数千件以上のケースを扱ってきた実績があります。
過去の症例に基づいた具体的な改善例が紹介されている点も安心材料です。

否定・批判しないスタンス

「怒られるのでは?」「責められそうで不安…」という親の気持ちに寄り添い、
あたたかく支えてくれるカウンセリング方針が評判です。

デメリット

費用はやや高めという声も

初回の事前相談は5,000円(土日祝は10,000円)。
本格的なカウンセリングの費用は不明。
病院のような保険適用がないため、経済的な負担は人によって感じるかもしれません。

改善にはそれなりの努力は必要

カウンセリングの一環として、親子間の会話を書き起こして振り返るという方法も取り入れており、時間と手間がかかるという声も。

淀屋橋心理療法センターの口コミ

娘が中学に入ってすぐに摂食障害になり、すでに大阪の某総合病院の小児精神専門の病院で数年間に渡り、入退院を繰り返していました。そちらの病院では良くなる兆しが無く、良い病院を探していたところ、ネットでこちらを見つけ、思い藁をも縋る思いでこちらに通い始めました。

内容は、会話の内容を書き起こして、先生と一緒に振りかえっていく方法で、自分では気づかなかった会話の癖のようなものなど教えてもらい、対応の具体的なアドバイスももらえます。

前の病院では、親として娘に何をしたらいいのか、わかりませんし、教えてはもらえませんでした。
でも主治医には私の対応について、怒られたり批判されたりすることがあったため、(そんなつもりはないけど、毒親のようなことになってしまっていたのでしょう。

でも、自分ではこれが普通だからわからない)本当にどうしていいか分からず苦しかったのですが、こちらは基本的に本人は来なくてよく、親が通って対応を学ぶ感じなので、どのように接したら良いのかの具体的な指針になりました。もちろん穏やかな対応をしてくださり、批判されたり怒られたりすることはありません。とても支持的な姿勢でいてくださり、心強かったです。

前の病院で、何年も入退院を繰り返していた子たちがいっぱいいたので、お母さんにも知らせてあげたい気持ちですが、特に交流もなく、本人が治ってしまったので、ここに書いています。

料金は高いです。あと、会話を思い出しで書き起こす作業も大変です。
でも、これで娘が良くなるなら…と思ったら頑張れます。
料金も、入退院で使うお金に比べたら…(前は月に50万ぐらい入院費が、かかっていました)

結局通い始めて1ヶ月ぐらいで良くなり(3、4回通いました)以降6年経ちますが、再発なしです。
その時に学んだ対応を今も気をつけてて実践しています。

家族として、何をしてあげたらいいのか、困っている方はぜひおすすめします。                     医療系情報サイトより

まとめ:淀屋橋心理療法センターの魅力と注意点

淀屋橋心理療法センターは、本人を無理に連れてこないアプローチで結果を出す、非常にユニークで実績ある心理療法機関です。

精神科医が主導する「親御さんが主役」の家族療法によって、親の関わり方が変わり、子どもが変化していく。その過程を専門家とともに歩むことで、多くの家庭が困難を乗り越えてきました。

ただし、民間機関であるため費用負担はありますし、効果を実感するにはある程度の継続的取り組みが求められます。

まずは事前相談や治療説明会に参加し、雰囲気や方針が自分たちに合っているかを確かめてみるのがよいでしょう。

淀屋橋心理療法センターまとめポイント

  • 日本で最初に家族療法専門機関を設立した精神科医が所長

  • 本人が来所しなくても親だけでスタートできるカウンセリング

  • 不登校・摂食障害・うつ・リストカットなど幅広い課題に対応

  • 大阪府豊中市が拠点だが、オンライン対応で全国から相談可能

  • 1983年創設、40年以上の実績と豊富な事例

  • 精神科医+臨床心理士の専門チームが対応

  • 否定せず、具体的な対応アドバイスを重視する姿勢が好評

  • 治療説明会や勉強会も定期開催

  • 事前相談5,000円~、以降は継続的費用あり

  • 会話の書き起こしや継続意欲が必要なスタイル

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