ガイドさん


不登校ガイドとは?
現在、不登校の情報はちまたにあふれています。
たくさんの選択肢や情報があるのはとても良いこと。
でもその分、迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか?
「学校は行かなくていい」
「学校には行くべきだし、行けます」
「ゲームは制限するべきだ」
「いや、ゲームは制限するべきではない」
SNS上では「支援者やその熱心な支持者どうし」の間で論争となることも見られます。
時には激しい論争から炎上騒動になることも。
あなたがあなたに合った考え方と支援にたどりつくこと。
そして、あなたが選んだ道を正解にしていく手助けをすること。
このHPでは支援サービスに関して
無料のものから有料のものまで
できうるかぎりご紹介しています。
不登校には正解はありません。
たとえば、ある生徒は中学に行かずにフリースクールから通信制高校を経て、
大学に行き現在は安定した大企業で働いています。
筆者はそういった事例をたくさん見ております。
なので「必ずしも学校復帰にこだわる必要は無い」と考えております。
しかし、当の元生徒本人に聞くと
「僕が通っていたフリースクールでは自立できない人もいましたよ」と。
「あまりお勧めはしません」とのたまう。
彼らの一部は必ずしも「学校に行かなくていい」派ではなかったりします。
恩を仇で返すかのように。
現実は白か黒ではなくグレー。
いやグレーどころか7色。
それどころか無限に色があるのです。


現実は白か黒ではなく7色
他にもこんなことがありました。
ある親御さんは「デジタル制限+子どもをほめるという指導」を受けた結果、
復学してお子さんも学校生活を楽しんでいたそう。
しかし、何年後かに再び不登校に。
そうなると、年齢的にもデジタル制限は難しかったりしたそう。
再度の指導のもとで無理にデジタル制限をした結果、
お子さんが家出して帰ってこなかったりして親御さんが警察にお叱りを受ける羽目に。
家の中もめちゃくちゃ。
そこで、デジタル制限をしないやりかたを学び子どもに接することに。
お子さんは現在は無事に医療系の大学生となり、資格を取るべく日夜はげんでいます。
そのお母さんいわく
「デジタル制限をしないと子どもの人生は終わりだと思っていました」と。
現実は白か黒ではなく7色なわけです。
デジタル制限をすることが正解なこともあれば、
不正解なこともある。
残念ながら全ての不登校に通用する「正解」はありません。
しかし、各ご家庭の個別の状況に応じた「正解」は存在します。
正解というよりは「より良い解」と言ったほうが良いかもしれません。
Best(ベスト)は分からなくてもBetter(ベター)は存在する。
そのために客観的で中立的な情報を提供すること。
それが不登校ガイドの目的です。


不登校ガイドの紹介する範囲
不登校ガイドでは全ての不登校支援サービスを紹介することを目指します。
ただし、行政のサービスや普通の医療機関についてはご紹介しません。
そこまでの大差はないサービスだったりしますし、
地域限定だったりするからです。
*筆者の認識が古く紹介すべきだと思ったサービスはご紹介します。
このサイトでご紹介するのは民間の不登校支援業者。
臨床心理士・公認心理士や医師の資格を持っている方でも開業していたり、
保険診療外のサービスが多ければ「民間の不登校支援業者」に含めています。
それはサービスに違いというか個性が出ているから。
なので、ボランティアやNPOなども民間の不登校支援業者に含めています。
民間の不登校支援業者は公的な支援とは違いかなり個性が分かれます。
なので、合う人と合わない人が出てくるわけです。
自分に合わないサービスにはまりこめば地獄。
世の中は矛盾にあふれています。
炎上しているサービスでも絶賛している人がいますし、
絶賛されているサービスでも不満を表明する方がいます。
不登校のご家庭には大変ご苦労をされている方が多いので、
みんなが適材適所にたどりつくと良いと願っています。
また、お金をかけたくないという方も多いでしょう。
民間の不登校支援業者の世界は広い。
そういった方向けのかなり低額なサービスもあります。
無料のものもあります。
さて、民間の不登校支援業者はわかりやすい考え方をしているところも多い。
悪く言えば極端な考え方と言える時もあります。
そういった考え方を学ぶことはお子さんのためになる場合があります。
支援を受けなくてもです。
不登校ガイドではいろいろなサービスをご紹介しています。
試しにいろいろと見てみると今の状況を抜け出すヒントが見つかることでしょう。



不登校ガイドの特徴①:書いている人は中立な人間
筆者は不登校支援者として15年活動して(ボランティア4年)
多くの事例を見てきました。
どの考え方にも中立です。
不登校ガイドの特徴②:飲食店や塾のような言いたいことを言える口コミサイトに
民間の不登校支援業者は不登校ビジネスと言われることがありますが
全てが悪いわけではありません。
炎上しているサービスでも
喜んでいる人も多くいるからです。
そんな保護者までをも含めて誹謗中傷するべきではないでしょう。
しかし、支援に関する情報が表に出てきにくいことは問題点の1つだと思います。
言うまでもなく支援者は情報をたくさん持っています。
しかし、保護者の方はそうではありません。
こういった状況は不健全でしょう。
そこで実際に支援を受けた方が口コミを自由に書けるようなサイトが必要なのです。
もちろん誹謗中傷はよくありません。
しかし「正当な感想」というのは歓迎すべきでしょう。
飲食店や塾などの普通の業界にはそういった文化があります。
「〇〇ラーメンを食べましたが私のお口に合いませんでした」
「〇〇塾に通いましたが合格できず浪人することになりました」
これらの情報は消費者に知られるべきですし、
誹謗中傷ではありません。
不登校支援業界も
「普通の業界」に近づくことが大事だと思うのです。
なので、不満を正当に表現する方法なども解説しています。
ルールを守って書き込めば、他の苦しんでいる親御さんやお子さんの喜びになることでしょう。
また、誹謗中傷だと判断される場合は削除か修正を行いますのでご了承いただければと。
そのあたりは顧問弁護士と相談しながら進めさせていただきますね。
みなさんの安全を徹底的に守る所存です。
不登校ガイドの特徴③:良いことも悪いこともオープンに
筆者も含めて不登校支援のサイトには良いことばかりが書かれています。
それは自社のサイトなのだから当然かもしれません。
しかし、それがかえって怪しいものに見えてしまう要因だったりします。
あなたはこう思いませんか?
その支援方法のメリットだけでなく、デメリットもオープンにするべきだと。
でないと、保護者も安心して判断できない。
消費者にはいついかなる時も多角的な情報が提供されるべきでしょう。
なので、あるサービスについてご紹介する場合は必ずデメリットについても言及しています。
悪い口コミなども「見つかれば」必ず紹介します。
それが「普通の業界」でしょう。
参考条文
★消費者基本法第3条:消費者は、必要な情報を知らされないまま契約を強いられることがあってはならず、自らの意思で合理的に選択できるように情報の提供を受ける権利 を有する。
★消費者契約法4条2項:消費者の利益に重大な影響を及ぼす事実を「故意に告げなかった」場合も、契約を取り消せる。
不登校支援サービスのメリット(いい面)だけを伝えて、
デメリット(費用やリスク)などを隠すと「不利益事実の不告知」に当たる可能性があります。
★HPに価格やリスクなどの重大な情報を書かずに個人面談や説明会だけで開示することは
景品表示法や消費者契約法に違反の可能性があります。顧問弁護士より。
不登校ガイドの特徴④:支援者への敬意
不登校のお子さんや親御さんも大変ですが、
支援者も大変なもの。
生活の安定を投げうって支援に身を投じている人も多い。
不登校支援の料金は高く思われる方も多いかもしれませんが、
彼らには福利厚生も退職金も将来の保証も無く、
初期投資もそれなりにかかっているのです。
もしくは社員さんのためにより良い環境を作らなけれならなかったりします。
みんなが誰かの未来のために一生懸命。
なので、お互い敬意をもって接するべきだと思います。
*逆に支援者や教育者は親御さんやお子さんに敬意をもって接するべき。
私は各サービスの宣伝のつもりで記事を書いています。
「素晴らしいサービスだな」と思い目頭が熱くなることもありました。
とはいえ、デメリットも書きますし、悪い口コミも掲載します。
敬意を持つことと客観的な見方は両立できるから。
デメリットも明確なほうがお客さんも増えるでしょう。
また、支援者の方は積極的にコメント欄で反論や補足をすることをお勧めしています。
一方的な批判はフェアではないので。反論権は保証されています。
お問い合わせフォームからのご意見も歓迎です。
記事について間違っている点や古くなっている点などもお気軽にご指摘いただければ幸いです。
