【口コミ、評判】青山高校のメリット・デメリット

三重県津市の青山高原に位置する青山高等学校は、1980年に旧「日生学園第二高校」として創設され、2015年に校名を変更した全日制普通科の男女共学高校です。

ダウンタウンの浜田雅功さんが卒業したことでも知られています。

建学の精神は「世の一隅の光たれ」。これは、生徒一人ひとりが自分の置かれた場所で輝き、周囲を照らすことのできる人物になることを目指すという理念です。

最大の特徴は、創立以来続く全寮制教育。

都会の喧騒から離れた自然豊かな環境で、学業、スポーツ、芸術に没頭できる環境を提供しています。

寮生活を通じて、生徒たちは自立心、コミュニケーション能力、協調性を育みます。

また、2015年からは「21世紀型双方向」教育を導入し、一方的な詰め込み教育ではなく、生徒の個性を尊重し、自ら思考し答えを導き出す力を養っています。

欧米の全寮制教育である「個性開花教育」をモデルに、生徒一人ひとりの才能を開花させることを使命としています。

ポイント

  • 全寮制教育: 英国のイートン校をモデルとした全寮制

  • 「21世紀型双方向」教育: 独自の教育システムです。

  • 充実した学習サポート: 授業と寮での学習で学力向上

  • 多様な進路と活動: クラブやサークル活動も盛んで不登校経験者への支援も充実

目次

三重の全寮制・青山高等学校とは

青山高校は、1980年に「日生学園第二高校」として創設され、2015年に現在の校名に改称された全日制普通科の男女共学の高校です。

ダウンタウンの浜田さんや今田耕司さんが脱走したことでも有名ですね。

三重県津市の青山高原に位置し、建学の精神は「世の一隅の光たれ」。

これは、生徒一人ひとりが自分の置かれた場所で輝き、周りを照らすことのできる人物になることを目指すという理念です。

最大の特徴は、設立当初から続く全寮制教育

都会の喧騒から離れた自然豊かな環境で、学業、スポーツ、芸術に没頭できる環境を提供しています。

寮生活を通じて、自立心、コミュニケーション能力、協調性を育むことを重視しています。

また、2015年からは「21世紀型双方向」教育を導入しました。

これは、一方的な詰め込み教育ではなく、生徒の個性を尊重し、自ら思考し答えを導き出す力を養う教育方法です。

欧米の全寮制教育である「個性開花教育」をモデルに、生徒一人ひとりの才能を開花させることを使命としています。

2026年4月には、学業と競技の両立を目指すアスリートコースを新設する予定です。

基本情報と特徴、進学実績、入学偏差値

概要

  • 正式名称: 青山高等学校(全日制普通科・男女共学)

  • 所在地: 三重県津市白山町八対野2739

  • 創立: 1980年(旧日生学園第二高校)

  • 建学の精神: 「世の一隅の光たれ」(それぞれが置かれた場所で光り輝き、周りを照らす人物になる)

  • 校章: ARTES(芸術)、SCIENTIA(科学)、VERITAS(真理)の学びを表現するオレンジの輝き

独自の教育システム

  • 全寮制教育: 英国の名門イートン校をモデルとした全寮制。規則正しい生活習慣、自立心、社会性を育むことを目的としています。

    • ブラザーシステム: 上級生が下級生の面倒を見る制度で、人間関係やリーダーシップを養います。

    • 寮運営委員会: 生徒が主体となって寮生活を運営することで、自治能力を育成します。

  • 21世紀型双方向教育: 一方的な詰め込み教育ではなく、生徒の個性を尊重し、自ら思考して答えを導き出す教育を実践しています。

  • AOYAMA式学習メソッド: 全寮制のメリットを活かした独自の学習システム。

    • トライアングルシステム: 「コース別授業」「HR学習」「寮学習」が連携し、学力向上を強力にサポートします。

    • 進路/キャリア教育: 大学合格だけでなく、その先の社会で活躍するための将来像を意識した指導を行います。

コースと進路

  • 特進S/特進コース: 国公立大学や難関私立大学への進学を目指します。

  • 進学コース: 大学進学を目標に、基礎から応用まで幅広く学びます。

  • アスリートコース(2026年4月新設): 学業と競技を両立させながら、大学進学を目指します。

入学制度

  • AO入学制度: 不登校経験者など、長期欠席者に対応した入学制度があり、偏差値にとらわれずにチャンスがあります。

  • 出身地: 過去5年間で35都道府県から生徒が集まっており、全国規模の生徒構成となっています。

  • オープンキャンパス:オンラインでもオープンキャンパスをしているので三重まで行く前に家庭で検討をすることができます。

進学実績(過去3年間)

新潟大学、富山大学、岡山大学、愛媛大学、鳥取大学、宮崎大学、佐賀大学、早稲田大学、上智大学、法政大学、立教大学、日本大学、専修大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学、京都産業大学、近畿大学、龍谷大学、甲南大学、神奈川大学。東海大学、日本体育大学 、千葉工業大学、金沢工業大学、名城大学、愛知学院大学など

メリット・デメリット

メリット

  • 自立心と社会性が育まれる: 親元を離れて規則正しい寮生活を送ることで、自分のことは自分で行う自立心が養われます。また、全国から集まる同世代の仲間たちとの集団生活を通じて、コミュニケーション能力や協調性が自然と身につきます。

  • 学力向上が期待できる: 全寮制のメリットを活かした独自の学習システム「トライアングルシステム」により、授業だけでなく、寮での夜間学習やホームルームでの進捗チェックを通じて、学力を伸ばすことができます。3年間で偏差値15アップも夢ではないとされています。

  • 個性と多様な才能を伸ばせる: 「21世紀型双方向」教育のもと、生徒一人ひとりの個性を尊重した教育が行われます。多彩なクラブ活動やサークル活動、寮でのイベントなどを通じて、様々なことに挑戦し、自分の可能性を発掘できます。

  • 不登校経験者へのサポート体制が充実: 長年の実績から、不登校経験者向けのAO入学制度や、寮生活を通じた生活習慣の改善、遅れた学習をフォローするプログラムが整っています。

デメリット

  • プライベート空間が少ない: 寮の部屋は完全個室ではなく、2人1組のブース形式が基本です。集団生活を大切にしているため、個人の時間を重視したい人には向かないかもしれません。

  • 規則が厳しい: 寮生活は規則正しい生活を基本としており、自由な時間は通学制の高校と比べると少ないです。ゲーム機やスマートフォン(学校指定外)の持ち込みも禁止されています。恋愛禁止という話も。

  • 通学の自由がない: 全寮制のため、毎日自宅から通うことはできません。帰省は夏休みや冬休みなどの長期休暇と、一斉帰省期間に限定されます。

  • 費用の負担:学費は不明ですが寮生活なのでその分の費用がかかります。

向いている人と他との違い

向いている人

青山高校は以下のような人に特におすすめです。

  • 自立心やリーダーシップを養いたい人: 親元を離れた寮生活を通じて、自己管理能力や責任感を育むことができます。また、寮運営委員会やブラザーシステムを通じて、実践的なリーダーシップを磨く機会が豊富にあります。

  • 学力向上を目指したい人: 通学時間がなく、寮での学習時間が確保されているため、勉強に集中できる環境を求めている人に最適です。教員やチューターが身近にいるため、分からないことをすぐに質問できる点も強みです。

  • 不登校経験がある、または生活習慣を改善したい人: 長年の不登校教育プログラムのノウハウがあるため、生活リズムを立て直し、安心して高校生活を再スタートしたいと考えている人に適しています。人間関係もゼロから築くことができる環境です。

  • 多様な個性を伸ばしたい人: 自由闊達な「21世紀型双方向」教育のもと、クラブ活動やサークル活動に思い切り取り組むことができます。自分の好きなことや得意なことを見つけ、専門的に突き詰めていきたい人に適しています。

他の高校との違い

青山高校は、一般的な通学制の高校とは以下の点で大きく異なります。

  • 教育環境: 全寮制であるため、生徒は24時間体制で学校生活を送ります。これは、学業だけでなく、日常生活のすべてが学びの場となることを意味します。英国イートン校をモデルにした全人教育は、日本では貴重な教育スタイルと言えます。

  • 学習体制: 通学制の高校では家庭学習が生徒の自主性に任されることが多いですが、青山高校ではトライアングルシステムにより、授業、ホームルーム、寮学習が連携して生徒の学力を組織的にサポートします。

  • 人間関係: 全国各地から生徒が集まるため、多様な価値観に触れ、視野を広げることができます。寮生活を通して、寝食を共にする中で築かれる深い絆は、一生の友となる可能性が高いです。

  • 不登校支援: 不登校経験者を受け入れる専門的なプログラムやノウハウが長年培われており、単なる進学実績だけでなく、生徒一人ひとりの人間的な成長を重視している点が大きな特徴です。

 

口コミ、評判:スパルタだったのははるか昔の話

不登校、挫折を経験されて、やり直したいと思っている方には、お勧めです。

全寮制で、過去の自分を知る人がいない環境で、再スタートを切ることが出来ます。

なにより、先生方が、不登校を経験した子への理解があり、その子にあった声かけをしてくれます。

もちろん、先生との相性もありますが、担任、副担任、寮監、部活の顧問など、日々様々な教員が関わるので、問題はありません。

                      みんなの高校情報より

覚悟を持ってきてください。はっきり言って学校が楽しいなんて言っている生徒は見たことがありません。いいところはありますが。

この学校には現在3つの寮があり、9割以上が元不登校です。小学校から全く登校してない人も多いです。

でも、特におかしな生徒はいません。みんな普通に生活しています。

                     みんなの高校情報より   

正直、学力にはそれほど期待していなかったのですが、かなり伸びました。
小さな出来ることを認めてくれるようで、自己肯定感も上がって、精神的にも落ち着き、親子関係も良くなりました。

学校と寮生活で大変なこと、おもしろくないこともあるようですが、社会に出て役に立つ経験を積んでいるようです。帰省のたびに成長していて驚きます。

大満足なのですが、卒業までもう少しあるので星4にしておきました。

                     みんなの高校情報より

とても楽しい学校だとは思うが、テストの結果によってクラスが変わる。
それによって、人間関係が壊れる。

せめてクラス移動が無かったらまだましな学校かもしれない。

寮は仲がいい子ができると楽しい。私は女子寮だが、とても静かです。男子寮、特に天人寮は毎日毎晩お祭り騒ぎです。

                     みんなの高校情報より

 

(かなり昔の話ではあるが)部活で世界大会に参加した。青春をエンジョイできた。

ちなみに生徒の自宅への帰省の時期があるが自宅から寮に帰ってこない生徒がいる。

                        管理人の教え子より

校則は基本的にゆるいです。ですが、恋愛禁止と通った車にお辞儀をするという校則は未だ意味が分かりません。

ちなみに恋愛に関してはこそこそやってる人がたくさんいたし、先生のお気に入りなら見逃してもらってる人も居ました。深夜密会が盛んです。

                       みんなの高校情報より

推薦を貰う生徒が多いです。普通に学校へ行き、授業に出て課題も出して問題も起こさなければ大体大丈夫だと思います。

あとは大学側が提示してきた検定とか取っておけば余裕で推薦は貰えると思います。

大学に進路に対しては見捨てる先生はこの学校にいないと思います。特に国語科の先生方は小論文や自己PRなどよく教えてくれます。

自分から聞きにいけば付きっきりで細かく教えてくれます。

                       みんなの高校情報より

まとめ:青山高等学校、昔はやばいと言われたが

青山高校は、三重県の青山高原に位置する全寮制の男女共学高校です。

「世の一隅の光たれ」という建学の精神に基づき、生徒一人ひとりが自分の場所で輝き、社会を照らすリーダーとなることを目指しています。

最も大きな特徴は、英国の名門イートン校をモデルにした全寮制教育です。

規則正しい寮生活を通じて、生徒は自立心、コミュニケーション能力、協調性を育みます。

また、2015年から導入された「21世紀型双方向」教育により、生徒の個性を尊重し、自ら思考し答えを導く力を養うことに重点を置いています。

メリットとしては、自立心や社会性の育成、全寮制ならではの充実した学習サポート、そして不登校経験者へのきめ細やかな支援が挙げられます。

一方、デメリットとしては、個人のプライベート空間が少ないことや、一般的な高校に比べて規則が厳しい点が考えられます。

この高校は、将来のリーダーを目指して自己成長したい人、学習習慣を身につけたい人、そして新たな環境で自分を変えたいと願う不登校経験者など、明確な目標を持つ生徒に特に適しています。

2026年4月には、学業と競技の両立を目指すアスリートコースを新設し、さらなる教育の可能性を広げていきます。

青山高校は、従来の教育の枠を超え、生徒一人ひとりの個性を最大限に引き出し、社会で活躍できる人材を育成するユニークな教育機関と言えるでしょう。

承知いたしました。以下に、青山高校に関するまとめポイントを10個、文末に付けることを想定して簡潔にまとめます。

  1. 全寮制教育: 英国イートン校をモデルに、自立心や社会性を育む全寮制。

  2. 独自の学習法: 授業・HR・寮学習が連携する「トライアングルシステム」で学力向上をサポート。

  3. 個性重視の教育: 「21世紀型双方向」教育で、生徒一人ひとりの才能を開花させる。

  4. 不登校生徒への手厚い支援: 長年の経験に基づいたプログラムで、安心して再出発できる環境。

  5. 多様な進路選択: 国公立・難関私大を目指せる特進コースと進学コースを設置。

  6. アスリートコース新設: 2026年4月に、学業と競技を両立するコースが誕生予定。

  7. 全国から集まる仲間: 35都道府県から生徒が集まり、多様な価値観に触れられる。

  8. 豊富な課外活動: クラブ・サークル活動が盛んで、個性を伸ばす機会が豊富。

  9. 安全・安心のサポート: 1人の生徒を複数の教員がサポートし、寮生活を支える体制。

  10. 温かい人間関係: ブラザーシステムや寮運営で、深い絆とリーダーシップを育む。

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