不登校リスタートジャパンは、不登校、ゲーム依存、引きこもり、家庭内暴力といった問題に悩むご家庭向けのサポートサービスです。
30年以上にわたる支援経験と、「親が変われば子も変わる」という理念に基づき、お子様だけでなく保護者の方々にも寄り添った支援を提供。
全寮制サポートを中心としながらも、お子様の状況に合わせてオンラインサロン、短期集中プログラム、訪問サポートなど多様なプランを用意しており、ご家庭のニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。
特に短期集中プログラムはユニーク。
公式サイトやSNSで日々の様子を公開しているためご覧になってはいかがでしょうか?
ポイント
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30年以上の実績を持ち、不登校やゲーム依存など多様な問題に対応。
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全寮制を基本に、短期プランや保護者向けオンラインサロンなど、多角的なサポートを提供。
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子どもだけでなく、親の意識改革も重視し、家庭全体での根本解決を目指す。
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料金は高額だが公開されている。
不登校リスタートジャパンとは
不登校リスタートジャパンは、不登校、ゲーム依存、引きこもり、家庭内暴力といった問題を抱える未成年を対象としたサポートサービスです。
15年以上にわたり約900件の家庭を支援してきた実績があり、代表の佐野氏が伊藤幸弘氏の「伊藤塾」から事業を引き継いだ経緯があります。伊藤氏が代表だった時代からだと30年以上の支援経験に。
HPのドメインは伊藤塾時代からそのままだと思われます。
https://www.ito-juku.jp/
このサービスは、単に子どもを預かるだけでなく、子ども一人ひとりの状況に合わせたカリキュラムと、親向けのサポートを組み合わせることで、家庭全体の問題解決を目指しているのが特徴。
「親が変われば子も変わる」という理念のもと、子どもと親の両方にアプローチする独自の支援方法を提供しています。
全寮制サポートを中心に、短期集中プログラム、訪問サポート、通学サポートなど、多様なプランを用意しており、個々のニーズに応じた柔軟な対応を可能にしています。
また、公式サイトやSNS、ブログなどを通して日々の活動や寮生活の様子を積極的に発信しており、利用を検討する家庭が事前に雰囲気を掴めるよう工夫されています。
基本情報と特徴、料金(費用)
不登校リスタートジャパンは、不登校をはじめとする子どもの問題行動に特化したサポート機関です。主な特徴は以下の通りです。
1. 多様なサポートプログラム
不登校リスタートジャパンでは、子どもの状況に合わせて様々なサポートプログラムを提供しています。
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全寮制サポート: 規則正しい生活リズムを確立し、集団生活を通してコミュニケーション能力や社会性を育むことを目的とします。男子寮(東京本校、世田谷代田校、横浜校)と男子・女子寮(静岡校)があります。
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短期入寮プラン: 「令和型不登校」と呼ばれる、ゲームやSNS依存に起因する不登校の子ども向けに、短期間で集中的な改善を目指すプログラムです。3泊4日の集中プログラムや、平均1~2ヶ月の短期入寮プランなどがあります。
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オンラインサロン: 子どもの不登校やゲーム依存などに悩む保護者を対象に、専門スタッフとの個別相談や、解決までのロードマップ作成をサポートします。
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その他: 訪問サポート、通学サポート、スマホゲーム教育サポート、海外留学サポートなど、個別のニーズに応じた幅広い支援メニューがあります。また、代々木高等学校とも提携しています。
2. 親子双方へのアプローチ
「親が変われば子も変わる」という理念に基づき、子ども本人だけでなく、保護者へのサポートも重視しています。
入寮中の子どもとは定期的に面談を実施し、家庭でのルールブック作成を支援するなど、親子関係の再構築に力を入れています。
3. 豊富な実績と経験
代表の佐野氏が15年以上で約900件の家庭を支援した実績があり、そのノウハウが現在のプログラムに活かされています。
創業者は不登校業界で昔から有名な伊藤幸弘氏(元暴走族総長)で、その思想や経験が不登校リスタートジャパンの活動理念の根幹にあります。
4. ネットリテラシー教育
ゲームやスマホ依存を解決するため、単に禁止するのではなく、正しい使い方を身につけさせる教育を行っています。
共同生活の中で電子機器の使用ルールを徹底することで、自制心を養うことを目指します。
5,料金、費用
料金に関してはこちらから確認することができます。
6,精神科医の佐々木正美先生が終身顧問
多くの本を書かれている佐々木正美先生が顧問としていらっしゃいます。
ブログ更新しました!「伊藤幸弘塾『今年のクリスマス会』」https://t.co/yAOiHFfEuX
— 不登校リスタートジャパン【公式】 (@Restart_japan_) February 13, 2022
メリット・デメリット
メリット
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豊富なノウハウと実績: 長年困難なケースを支援してきた経験と実績があります。代表の佐野氏が伊藤幸弘氏の指導理念を受け継いでおり、長年の経験に基づいた独自の解決方法を提供している点は大きな強みです。
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多様なサポート体制: 全寮制だけでなく、短期集中プログラム、オンラインサロン、訪問・通学サポートなど、様々なニーズに合わせたプランが用意されています。これにより、子どもの状況や家庭の希望に応じた柔軟な対応が可能です。
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親子双方へのアプローチ: 子どもの更生だけでなく、親の意識改革も重視しています。定期的な面談やアドバイスを通して、親子関係の根本的な改善を目指します。
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家庭的な温かい環境: 寮生活では、スタッフが「愛情」と「人間味」をもって子どもたちと接することで、家庭に近い環境を提供しています。また、同年代の子どもたちと共同生活を送ることで、人間関係の構築方法を学び、社会性を養うことができます。寮の様子はこちらから見ることが出来ます。
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ネットリテラシー教育の徹底: ゲームやスマホ依存の問題に対して、単に禁止するのではなく、正しい使い方を身につけさせる教育を行っているため、卒寮後の再発防止にもつながります。
デメリット
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高額な費用: 入寮金や月額費用が高額になるため、経済的な負担が大きい点がデメリットです。特に長期プランを利用する場合、費用がかなりの金額になります。ただし、寮の場合は料金を明示しているところはほぼないのですが不登校リスタートジャパンは明瞭です。くわしくはこちら。
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強制的な環境の変化: 全寮制の場合、子どもにとっては慣れない環境での共同生活を余儀なくされます。本人が納得して入寮しないと、反発が強まったり、脱走したりと、一時的な解決に留まるリスクも考えられます。
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生活環境の制約: 寮生活では、規則正しい生活や集団行動が求められるため、自由な時間やプライベートな空間が限られます。
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サービス内容の個人差: スタッフの質や子どもとの相性によって、サポート効果に差が出る可能性があります。また、子ども一人ひとりに合わせたカリキュラムを謳っているものの、その内容が期待通りに進まない可能性もゼロではありません。
向いている人と他のフリースクールや寮との違い
向いている人
不登校リスタートジャパンは、以下のような課題を抱える子どもやその保護者に向いています。
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生活習慣が乱れている: 昼夜逆転やゲーム・スマホ依存により、規則正しい生活を送れていない子ども。寮生活を通じて生活リズムを立て直すことが期待できます。
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家庭内での解決が困難: 親子のコミュニケーションがうまくいかず、暴力や暴言がエスカレートしている家庭。第三者の介入が必要な状況で、親子が一旦離れて冷静になることが有効です。
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集団生活が苦手、または経験がない: 集団行動のルールや他人との関わり方に課題がある子ども。共同生活を通じて、社会性やコミュニケーション能力を養う機会を得られます。
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専門的なサポートを求めている: 過去の経験から確立されたノウハウに基づいた専門的な支援を求めている保護者。特に、保護者向けのオンラインサロンやカウンセリングも充実しているため、家庭全体で向き合いたいと考える方におすすめです。
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費用面を考慮できる: サービスが高額であるため、費用負担を許容できる家庭。
他のフリースクールや寮との違い
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創設者の背景と理念: 不登校リスタートジャパンの創設者は、元暴走族総長という異色の経歴を持つ伊藤幸弘氏です。彼の「愛情」と「人間味」を重視した教育理念が、現在のプログラムの根幹にあります。他の多くのフリースクールが教育や学習面を重視するのに対し、不登校リスタートジャパンは「心の成長」や「親子関係の再構築」に重きを置いている点が大きな違いです。
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豊富な経験と実績: 長年にわたり非行や不登校の子どもたちと向き合ってきた経験が豊富です。特に、強制的な手段に頼らず、子どもが自ら変わろうと決意できるようにアプローチする独自のノウハウを持っています。
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オンラインサロンの提供: 子ども本人だけでなく、保護者向けのオンラインサロンを提供している点も特徴的です。これにより、子どもが寮にいる間も、親が適切な知識を身につけ、家庭に戻った後の関係性を築く準備ができます。
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ネットリテラシー教育: 現代の不登校の大きな要因であるゲームやスマホ依存に対して、単なる禁止ではなく、正しい使い方を身につけさせる独自の教育プログラムを持っています。多くのフリースクールがこの問題に対応しきれていない中、明確な解決策を提示しています。
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立地の多様性: 東京本校、世田谷代田校、横浜校、静岡校と複数の拠点があり、特に静岡校では男子寮と女子寮の両方を提供しているため、子どもの性別や状況に応じて選択できる幅が広いといえます。
これらの違いから、不登校リスタートジャパンは、特に家庭内暴力やゲーム・スマホ依存といった、より深刻な問題を抱える家庭において、効果的な選択肢となり得ます。
Fired Up Gymがオープンしてから週に一回、現在は毎週金曜日14時から『不登校リスタートジャパン』とタイアップし、青少年社会復帰の一環として
不登校の子達にキックボクシングの指導を行ってます。ここでは運動の習慣化、礼儀作法の指導を中心に行なっております。
Fired Up… pic.twitter.com/4ZmWuwIDmF
— 瀧澤謙太/𝑲𝒆𝒏𝒕𝒂𝑻𝒂𝒌𝒊𝒛𝒂𝒘𝒂 (@mma_w) July 12, 2024
口コミ、評判
一日中スマホとゲーム。昼夜逆転。ゲームを取り上げると暴れて警察を呼ばないとおさまらない。
担任の先生、スクールカウンセラー、病院、スクールソーシャルワーカー、児童相談所、様々な場所で相談し、それぞれ働きかけもしてくれましたが、不登校が直ることはありませんでした。
そんななか、みつけたのがリスタスクールでした。
全寮制であることや費用面で悩みましたが、結果は入寮して大正解でした!
寮に入って1ヶ月で学校に毎日行くようになり、遅れていた学習についてもフォローしてもらい、様々な課外活動も体験させてもらいました。
何より、本人の表情がいきいきとしていて別人のようで感動しました
こちらのスクールを知り、同世代の子達と一緒に生活して元の生活サイクルに戻し学校にも復帰できるようになれるのではと苦渋の判断でお願いしました。
スタッフの皆様や共同生活している同世代のみんなのお陰で元の明るい性格に戻って学校にも3学期からはちゃんと通えるようになり、ようやく卒寮出来ることになりました。本当にありがとうございました。
4ヶ月程お世話になり、仮卒寮いたしました。まず、寮に入り次の週には、週二回学校に行かれるようになったことが驚きでした。
その後、徐々に日数を増やして夏休みを迎えましたが、夏休み中も様々なプログラムに参加させて頂き、沢山の貴重な体験が出来ました。
毎回の面談でも、表情が日数を重ねるほど明るくなり、私達との会話のやり取りも以前からは考えられないくらいに和やかなものになりました。
一方、伊藤幸弘先生関連の寮(複数の方が複数運営)に関してはマスコミなどに複数の報道があります。
【引き出し屋問題】集団訴訟中のワンステップスクールが湘南校を退去 事実上の事業撤退か
ひきこもり支援施設を脱走した有名私大卒31歳男性 社会復帰しても収まらない怒り
どんなことにも賛否両論あり、このスクールに対する評価も然りです。
うちの経験から口コミします。中学1年の夏休み明けころから欠席が増えました。学校側からも、1時間でもいいから登校できるといいね、穏やかに対応いただくも、欠席しがちになると、学習について行けない、課題ができないまま、クラスの雰囲気に馴染めない、など、どんどん行きたくなくなる要素でいっぱいになり、ほぼ毎日行かなくなり、不登校になるのはあっと言う間です。
不登校になり、自宅に引きこもると、必然的にスマホ依存、ゲーム依存、スマホ中毒と決まったレールのように変わり果てて行き、家族への暴言、暴力、家庭内破壊、家具などの破壊などに悩まされるようになります。
1ヶ月、2ヶ月、家庭内で改善を試み、子どもの心の様子を探り、大喧嘩が続く毎日、先が見えないまま、あっと言う間に半年、1年と過ぎて行きました。どの段階で、どんな施設に救いを求めるか、それもすぐには決められず、そんな間も子どもの生活状態は、昼夜逆転が平常化し、普通の生活ができないところまで変わっていきます。
そんな中、あるきっかけでこちらのスクールを知り、数ヶ月は電話カウンセリング、ラインによる状況の共有などを経て、2月中〜3月末まで、寮でお世話になりました。
家族も子どもも、このきっかけがなければ、今も尚、苦しく、荒れた日々になっていたと思います。
迎えに来ていただき、最終的には自分の判断で入寮を決断し、バッグに荷物を詰めて出かけて行った日は忘れられない1日です。この日から、我が家のリスタートが始まり、まだまだ完全ではないですが、4月から新たな学校に転校し登校しています。
毎日登校は、まだ完全ではなく、アフターサポートにて、訪問いただいて家族会議なども重ねています。
行きたくなければ、行かなくていいよ、という風潮も強い昨今ですが、やはりちゃんと教育を受け、人との関わりにより自らを成長させる意気込みは持ち合わせていないと、大人になった時に、多々ある困難を乗り切れないのではないかと感じます。
しっかりした施設で、毎日美味しいご飯を食べさせていただくのに必要な費用は、かなりの金額でもやむを得ずと思っています。寮では、同僚とのコミュニケーション、学習、運動、社会勉強、沢山のことへの取り組みをして下さいます。
入寮を検討されている方がいらっしゃれば、是非ともおすすめします。
息子が中2の時からお世話になりました。入塾させようと思ったのは、息子が家庭では手に追えないほど家庭内暴力にまで発展したからです。
スポーツ万能な子でしたが、中2に入ってゲーム依存、昼夜逆転、不登校、引きこもりなり、親が注意するたびに家破壊、家族に暴力ふるうようになりました。
暴れる息子とどう接したらいいのかわからず必死に病院やカウンセリングを回りました。一歩も外に出ないし、親をシャットアウトした息子を説得して連れていくことが一苦労でまた無意味でした。そこで伊藤塾を知り、事前に塾長さんと面談してここなら変われるかもしれないと思ってお迎えをお願いしました。
寮生活始めて、あっという間に学校復帰して、地元中学に電車で登校できるようになりました。登校の報告をスタッフからもらった時は、大きな壁を乗り越えられて一歩踏み出せたんだな。と本当に嬉しかったです。
まとめ:不登校リスタートジャパン
不登校リスタートジャパンは、不登校、ゲーム依存、引きこもり、家庭内暴力といった現代の子どもが抱える複雑な問題に対し、多角的なアプローチで支援する機関です。
元暴走族総長という異色の経歴を持つ伊藤幸弘氏の「愛情」と「人間味」を重視した教育理念を根幹に持ち、代表の佐野氏がそのノウハウと実績を受け継いでいます。
最大の強みは、子ども本人だけでなく、親へのサポートも重視する「親子双方へのアプローチ」です。全寮制サポートを中心に、短期集中プログラム、オンラインサロン、訪問サポートなど、多様なプランを通じて、個々の家庭状況に合わせた柔軟な支援を提供しています。
また、現代の不登校の大きな要因であるゲームやスマホ依存に対して、単なる禁止ではなく、正しい使い方を学ばせるネットリテラシー教育を徹底している点も特徴です。
しかし、高額な費用がかかることや、強制的な環境変化が子どもに与える影響はデメリットとして挙げられます。
不登校リスタートジャパンは、生活習慣の乱れや家庭内での解決が難しい問題を抱える子ども、そして専門的なサポートを求める保護者にとって、有力な選択肢となり得ます。
他のフリースクールが学習面に重点を置くことが多い中、ここは心の成長と親子関係の再構築に焦点を当てており、特に深刻な課題を抱える家庭にとって、根本的な解決を目指すための有効な手段となるでしょう。
まとめポイント
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不登校やゲーム依存など、現代的な子どもの問題に特化して30年以上の実績がある。
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子どもを預かるだけでなく、「親が変われば子も変わる」という理念で保護者もサポート。
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全寮制の共同生活を通じて、社会性や自立心を育む。
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単なる禁止ではなく、正しい使い方を学ばせるネットリテラシー教育に力を入れている。
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創設者である伊藤幸弘氏の「愛情」と「人間味」を重視する教育理念が根底にある。
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短期集中プログラムやオンラインサロンなど、子どもの状況に合わせた多様なサポートプランがある。
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料金は高額だが、専門性の高いスタッフによる質の高い支援が受けられる。
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複数の寮が関東と静岡にあり、女子寮も利用可能。
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寮生活の様子はブログやSNSで公開されており、事前に雰囲気を知ることができる。
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子どもが自分で変わるきっかけを見つけられるよう、対話を重視したアプローチを行う。