今回は不登校に悩む家庭を対象とした復学支援サービス「スダチ」をご紹介します。
スダチは、「親が変わることで子どもも変わる」という考えに基づき、不登校の根本原因である「自己肯定感の低さ」に徹底的にアプローチ。
単に学校に行かせることではなく、子どもが自力で問題を乗り越える力を育むことを重視しています。
サービスの最大の特徴は、毎日専属サポーターがオンラインで支援する「毎日伴走型支援」。
親が日々の子どもの様子を報告すると、具体的な声かけや接し方についてのアドバイスが送られてくる仕組みです。
これにより、親子関係を改善し、子どもが自ら登校に挑戦する好循環を生み出すことを目指します。
それにより平均3週間という短期間でのスピード解決。これまでに1,500名以上の子どもを再登校に導いてきました。
スダチは、不登校を「子どもが社会で幸せに生きていくための通過点」と捉え、再登校後も親子で自立できるようなサポートを提供しています。
賛否両論ありますが不登校で悩む御家庭には必見の内容。この記事があなたの悩み解消の一助になれば幸いです。
ポイント
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子どもではなく親への働きかけが中心で、親の関わり方を変えることで子どもの自己肯定感を高めることが可能
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毎日オンラインで専門家が伴走し、復学から継続登校までをサポートしてくれる
- 料金はそれなりだが、短期集中で再登校を目指すため、他の支援より総額が安くなる可能性も
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再登校率は高いが、費用面や指導方針を巡って「不登校ビジネス」と批判されることも
スダチとは
スダチは、不登校の家庭を対象とした復学支援サービス。
近年増加している不登校児に対し、「本当はまた学校へ行きたい」という子どもに寄り添い、復学を支援することをミッションとしています。
このサービスは、単に学校に行かせることを目的としているのではなく、子どもが自力で問題を乗り越える力を育むことを重視。
特に、不登校の根本原因として挙げられることが多い「自己肯定感の低さ」に着目し、親の適切な声かけや関わり方を通じて、子どもの自己肯定感を高めるサポートを行っています。
サービスの大きな特徴は、毎日専属のサポーターがオンラインで伴走する「毎日伴走型支援」。
親が日々のお子さんの様子を報告するヒアリングシートに、具体的な声かけや接し方についてのアドバイスが送られてくる仕組みで、親子関係を改善し、子どもが自ら登校に挑戦するような好循環を生み出すことを目指します。
また、医師監修のもと、うつ症状やいじめなどの状況を総合的に判断し、復学支援が適切でない場合には医療機関の受診や他の選択肢も提案するなど、利用者の心身の安全を第一に考えている点も特徴。
「不登校は家族にとって深刻な問題ですが、一つのトラブルとして表面化したものにすぎない」という考えのもと、再登校をゴールではなく、子どもが社会で幸せに生きていくための「通過点」と捉えています。
平均3週間という短期間での復学を目指し、これまでに1,500名以上の子どもを再登校に導いてきた実績を持っています。
YouTubeなどでも積極的に発信しています。
基本情報と特徴、プラン・料金など
スダチの不登校支援は、以下のような基本情報と特徴を持っています。
(2025年8月現在)
料金体系とプラン
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無料相談:お子さんの現状ヒアリング、アドバイス
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再登校面談:49,500円。お子さんや家庭に合わせた再登校計画書、80ページにわたる子育てマニュアル、子育てマニュアル動画(約2時間分)を提供
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伴走型再登校サポート:35万円〜55万円。毎日ヒアリングシートを介してサポーターが具体的なアドバイスを提供
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ゆっくりサポート:143,000円〜。3カ月かけて親子関係の改善や生活リズムの改善を目指す
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オンラインサロン:0円(無料)。支援終了後のサポートとして利用
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子育てサポート:14,300円〜。再登校後の悩みや課題に対応
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スダチ式子育て塾:2,750円〜3,300円。より良い親子関係を築くためのオンラインプログラム
支援の主な特徴
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毎日伴走型支援: 毎日オンラインでサポーターがヒアリングシートに基づいたフィードバックを返し、親を介して子どもにアプローチします。
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根本的な課題へのアプローチ: 不登校の根本原因である「自己肯定感の低さ」に焦点を当て、親子の関わり方を変えることで子どもの自己肯定感を育てます。
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医師監修の判断基準: お子さんの状態(うつ症状、いじめなど)を医師監修のチェックリストのもと総合的に判断し、適切な支援先へと導きます。
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短期集中型: 平均3週間で再登校を実現しており、他の長期的な支援サービスと比較して総額費用が安価になる傾向があります。
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支援終了後のサポート: 再登校後もオンラインサロンや子育てサポート、子育て塾などを通じて、親子で自立できる状態を継続的に支えます。
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ルール: 支援を受けていることを子どもに言わないこと、子どもに「学校へ行きなさい」と言わないこと、という2つのルールを設けています。
メリット・デメリット
スダチのサービスを利用する際のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
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短期間での再登校を目指せる: 平均3週間という短い期間で復学を目指すため、不登校が長期化するのを避けたい家庭にとって大きなメリットです。
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総額費用が安価になる可能性: 短期集中型の支援であるため、他の長期的な支援サービス(フリースクールや家庭教師など)を3年間利用した場合と比べて、総額費用が安くなる可能性もあります。
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親子の関係改善に焦点を当てる: 不登校の根本原因である「自己肯定感」にアプローチすることで、子どもが抱える様々な問題を自力で乗り越える力を育み、親子関係も改善されます。
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オンラインで全国どこからでも利用可能: すべての支援がオンラインで完結するため、居住地を問わずサービスを利用できます。
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専門家による日々のサポート: 専属のサポーターが毎日フィードバックをくれるため、親は「どうすればいいかわからない」という不安を抱えずに済みます。
- 子どもとは話さない:子どもは不登校支援を嫌がることが多いですが、子どもの同意を得る必要が無いので誰でも支援を受けられる。
デメリット
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短期間にまとまった費用がかかる: 1ヶ月あたり数十万円という費用を短期間で支払うため、経済的な負担を大きく感じる可能性があります。
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親の積極的な関わりが必須: 毎日送られてくるアドバイスに基づいて親が行動する必要があり、親の負担やプレッシャーに感じる人もいるかもしれません。
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効果には個人差がある: 復学率は高いものの、すべての子どもが必ずしも短期間で復学できるわけではありません。また、医師監修のもと支援の可否が判断されるため、そもそも支援を受けられないケースもあります。
- 復学後にまた不登校に:復学した後に再び不登校になることもあるようです。
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「見守り型」とは異なるアプローチ: 「見守り型」の支援を望む家庭には不向きかもしれません。
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第三者の介入が子どもに知られない: 子どもに支援を受けていることを言わないルールがあるため、子どもが「なぜ親の態度が変わったのか」と混乱する可能性も考えられます。契約書に第三者に支援内容を話さないという口外禁止条項があるという話もあります。
向いている人と他との違い
スダチの不登校支援に限らず、どの不登校支援もすべての人に適しているわけではありません。その特徴から、向いている人とそうでない人、そして他の支援との明確な違いがあります。
向いている人
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「本当は学校に行きたい」と願っている子ども: スダチは子どもの「再登校したい」という気持ちを尊重し、それを引き出すためのサポートを行います。
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親が変わることで子どもも変わると考える親: 親の行動や声かけが子どもの自己肯定感を高め、問題解決能力を育むというスダチの理念に共感できる親御さん。
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短期間で不登校を解決したいと考える親: 長期化する不登校に危機感を持ち、集中的な支援を求めている家庭。
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他の不登校支援を試したが効果がなかった家庭: カウンセリングやフリースクールなど、従来の支援では根本的な解決に至らなかったと感じている家庭。
向いていない人
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「子どもに任せておけばよい」と考える親: スダチの支援は親の積極的な関わりが前提であるため、全てをサービスに丸投げしたい人には向きません。
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「見守り型」の支援を希望する家庭: スダチは再登校を目標とした具体的なアプローチを行うため、ただ子どもの気持ちに寄り添い、静かに見守りたいと考える家庭には向かないでしょう。
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心身の病気やひどいいじめが原因で不登校になっている子ども: 医師監修のもと、医療機関の受診や治療が最優先と判断された場合は、支援対象外となります。
他の不登校支援との違い
スダチと他の不登校支援サービスは、アプローチや目的が大きく異なります。
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フリースクールや通信制高校: 主な目的は「子どもの居場所の提供」や「学力の維持」であり、必ずしも再登校を第一目標とはしません。長期的な利用が前提となり、費用も総額で高くなる傾向があります。
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カウンセリング: 心理的なアプローチが中心で、具体的な行動アドバイスや日々のアドバイスは限定的です。
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不登校専門の家庭教師: 学力の維持や、自宅から出られないお子さんへの学習サポートが中心です。
これに対し、スダチは「親が変わることで子どもの自己肯定感を高め、自力で問題を乗り越える力を育み、再登校を目指す」という明確なゴール設定と、そのための具体的な行動指針を毎日提供。
これは、従来の「見守り型」や「居場所提供型」の支援とは一線を画す、独自の強みと言えます。
口コミ、評判
現在中3、小6後半から遅刻が増え、中1で転勤と共に不登校になりました。中2の6月より1.5ヶ月のサポート受けました。サポートの終わりそうな43日目に再登校を果たしました。
その後、夏休み以降にまた再不登校、自分たちでサポート内容を思い出しながら実践しましたが上手くいかず、中2の2月と3月に次は子育てサポートを2ヶ月お願いしました。今、再々登校をしています。
結論として、私はサポートと子育てサポートをお願いして良かったです。うちは一筋縄では行かなく、何度も何度も挫けましたし、心が折れそうな時もありました。
ですが、その度にサポーターさんが親身になって、支えになってくれました。不安を相談すると、「今、娘さんは○○な状態です」と詳しく状況を説明してくれたり、「お母さんは自分の時間取れてますか?まずはゆっくりされてくださいね」とか、人間味のある優しい言葉に何度も救われました。
サポートが終わったあとや、私が相談したい時に連絡するといつでも返信も頂けました。
サポート料金は決して安くはありません。でもスダチさんにかけて良かった!と心から思える日が来るはずです。私は来ました。
メソッドも一生モノです。
子どもが小1で不登校になり、スダチさんにサポートを依頼、1ヶ月で再登校できるようになりました。
正直、最初にホームページを見た時は「怪しすぎる」と思っていました。(すみません)
男の子で、小学校6年の10月から中学2年の5月まで約1年半 不登校(五月雨 登校)でした。
すだちさんのサポートで約1ヶ月半で再登校でき、現在も継続登校できています。
子供が再登校を果たせた事はもちろんとても嬉しいことですが、自分が変わると子供が変わると実感出来たことが今後の子育てに繋がる財産になりました!
当時受験生だった息子は2年ぶりに再登校を果たし、第一希望の高校に入学し現在も毎日通えています。
不登校を無くす、カッコいいこと言ってるようで、高い料金と解決法が荒くてザツ。結局は小川という代表の自己満と儲け主義。
ここにコメントしたのは、望みをかけて、高いお金を払って1週間で登校したが、長期休みで再び不登校。
サポート前より悪化、子供のメンタルがおかしくなってしまった。ゲームやりたさに、一時的に登校できただけで、根本的な解決にならない。
値段は決して安くはないですがスダチを利用してよかったです。
基本的な生活、親子関係がとても大切になりますが、家族や学校のスクールカウンセラーだけでは解決は難しく、第三者に入ってもらうことで、見直すことができました。現在も再登校できています。
毎日丁寧なメールで相談にも乗っていただいて、すごく心強かったです。
子供の状況や家族の状況によって、再登校までの道のりは異なってくると思いますが、スダチの考え方は、不登校が社会問題になっている今の世の中には必要なのではと個人的に思います。
いま話題のスダチ、実は我が家もやりました。不登校になって2ヶ月の時。藁にもすがる思いだった。
自分と妻と、WEB面談で5万円。
そこで教わったのは、
・スパルタで学校に行かない限りゲームも本も取り上げる。
・ルールとして紙に書き、子ども達に説明。
・反発しても学校に通うまで毅然と対応。
→— ウエノイ (@odu4fue8bo) August 12, 2024
息子の不登校で悩み抜いた末、スダチさんのサポートをお願いしました。結果、息子は無事に学校へ復帰することができました。
何より良かったのは、サポートを通して親である私自身が精神的な自信とゆとりを取り戻せたことです。親が安定することが、子どもの安定に繋がるのだと実感しました。
一部で事実と異なる批判もあるようですが、実際に救われた者がここにいます。お子さまの未来のために、そして親御さまの心の健康のために、一日でも早く相談されることをお勧めします。本当にありがとうございました。
2024年、中2の夏から不登校になり、スダチさんにサポートを頼みました。
約1ヶ月半で子供が自主的に再登校を果たせました!
不登校で悩んでいて他に良い方法が見つからないなら、一度試してみてるのも良いと思います。
金額が高く感じる方もいるかもしれませんが、歯科矯正も高額ですよね!スダチさんは、親子で生き方の矯正が出来ます!我が家は夫も含めて3人の心の矯正が出来ました!そう思うと、決して高くない自己投資でした!そして実践したら結果が出るのも早いです!確実に成果を感じられると思います。
《追記》
2025年夏、しかしその後また別の問題から学校に行けなくなりました。
スダチは、その後の継続サポートも充実していますが、我が家は頼みませんでした。
それはスダチが嫌だからではなく、その後は自分たちで不登校に向き合う自信がついたからです。
*スダチさんに関しては今現在、いろいろな情報があります。
様々な角度から見ていただいて各ご家庭でご判断くださいませ。
【前編】板橋区とスダチの騒動で炎上「不登校ビジネス」何が問題視されたのか(東洋経済)
「不登校を3週間で解決」うたう民間業者に医師が警鐘。運営元の代表を直撃すると“まさかの返答”(女子SPA)
子どもに「まずい食事」出す指導も。炎上した不登校支援サービス、利用した親が明かす“驚きの実態”。医師も問題視。代表を直撃すると(女子SPA)
株式会社スダチの不登校サービスによる深刻な被害について(不登校スダチ被害者の会)
スダチの不登校支援の口コミは本当?私の体験談と復学後に気付いたこと
スダチさん(逸高の頃)に利用しました。再登校して1年以上になります。
親から子供へ接し方を変える事で再登校を目指します。大変な事も沢山あります。挫けそうにもなりました(笑)
youtubeに利用者さんのインタビューが結構あります。
費用は多く見えますが1回だけですし、早く再登校しても契約期間内しっかりサポートしてくれます。解決後のフォローや情報提供もあるので私は今でもお世話になっています。
まとめ:スダチとは
スダチは、不登校問題の解決に特化した独自の復学支援サービスです。
その最大の特長は、子どもの自己肯定感を高めることで、自ら再登校に挑戦する力を育むという、根本的なアプローチ。
単に学校に行かせるだけでなく、親子関係の改善を重視し、日々の生活の中で親が取るべき行動や声かけを具体的にアドバイスします。この「毎日伴走型」の支援により、平均3週間という短期間での復学を実現している点が、他の支援サービスと一線を画しています。
利用料金は短期集中型であるためまとまってかかりますが、長期的に見ると他の支援方法よりも総額が安くなる可能性も。
「親が変わることで子どもも変わる」という考え方に共感し、不登校の早期解決を目指す家庭にとって、スダチは有力な選択肢となるでしょう。
しかし、子どもにひどいいじめや心身の疾患がある場合、または「見守り型」の支援を希望する場合には、他の支援方法も検討することが重要です。
スダチは、不登校という問題を通じて、子どもが社会で自立して生きていくための力を育むことを最終的な目標としています。
まとめポイント
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スダチは、不登校の子どもを持つ家庭向けの復学支援サービスです。
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子どもではなく、親への働きかけを通じて、子どもの自己肯定感を高めるアプローチが特徴です。
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毎日オンラインで専属サポーターが伴走し、具体的なアドバイスを提供します。
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平均3週間という短期間での復学を目指しており、スピーディーな解決を望む家庭に向いています。
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サービス料金は高額ですが、他の長期的な支援に比べて総額費用が安くなる可能性があります。
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医師監修のチェックリストのもと、子どもの状態を判断し、支援の可否を決定します。
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再登校後も子育てサポートやオンラインサロンなどで継続的な支援を受けられます。
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「子どもに支援を秘密にする」「学校に行けと言わない」という独自のルールがあります。
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利用者からは「親子関係が改善した」「再登校できた」といった感謝の声がある一方で、批判的な意見も存在します。
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他の支援(フリースクール、カウンセリングなど)とは目的やアプローチが大きく異なります。